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2021.04.02 04:52

ムラマツによるコピー

ムラマツはモイーズ自身の依頼により、モイーズが使用していたクエノンのコピーを作製している。これに関して僕が得ている情報は、季刊「ムラマツ」Vol.6 1985年冬号(1984年12月20日/発行)とPIPERS Vol.43 1985 MARCH号(1985年2月15日発行)掲載の記事だ。(もし他にも情報が掲載されている出版物をご存じの方...

2021.03.04 03:19

スケールチューニングの原理について

 このシリーズではクエノンのモイーズモデルとそのコピー、または他の設計によるフルートのスケール(チューニング)について語ることが多くなると思われるが、その基本的な原理について確認しておきたい。 これについて、クーパースケールで有名なアルバート・クーパー氏による説明が大変わかりやすい。ジェームズ・ゴールウェイ著「フルートを語る」(シンフォニ...

2021.01.24 02:55

クエノンのコピー(その1)Sankyo-CSモデル

 クエノンのモイーズ・モデルが本格的に楽器製作者により調査されコピーまで作製されたのは、僕が知っているかぎり日本の三響フルートによる<CSモデル>の開発時と、モイーズ自身の依頼でムラマツフルートがたった1本だけコピーした時を除いてほとんどなかったのではないだろうか。(他に海外での事例などがあれば、ご存じの方ぜひお教えください) これは実際...

2021.01.12 01:08

モイーズが使用した楽器

フルート吹きという人種は楽器談義が決して嫌いではない。しかし、マルセル・モイーズが使用していた伝説的な楽器について、これまで多くが語られることは意外に少なかったのではないだろうか。その最大の原因はモイーズ自身がそれについてのコメントや、そもそも楽器談義そのものを拒絶しており、多くを語らなかったこと。そして、たとえ語っても決して直球ではなく...

2021.01.03 01:41

フェルナン・デュフレーヌについて

 これから述べることは「雑学講座」というタイトルにはふさわしくないかもしれない。けれども、「コラム」などというページを設けるガラではないし、これ以上中途半端なコーナーも増やしたくないので、ここに書くことにする。そもそも「講座」という名前も怪しいもので、「雑学」の冠を被せておけば読者諸兄も少々のことには目をつぶってくださるに違いないという魂...

2020.12.20 10:35

音楽喫茶「ミニヨン」

ある研究員の方(室長が勝手にそう決めつけております。ご本人さん、ごめんなさい。)から1962年に日本コロムビアがプレスしたモイーズの復刻LPの情報をいただきました。収録曲は、ZL-3003がドップラー/ハンガリー田園幻想曲、ドヴォルザーク/ユモレスク、ドリゴ/セレナード、滝廉太郎/荒城の月、山田耕筰/からたちの花、多忠亮/宵待草。

2020.12.15 03:11

ルボン、ブラン、マルソー

2001年1月、東芝EMIから「ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の芸術」という復刻CDがリリースされた。ポール・パレなどが指揮したアコースティック録音の時代からブラン指揮のLPモノラル~ステレオ時代までのギャルドやメンバーによるアンサンブルやソロ演奏、サックスのミュールまで網羅した全20タイトルだ。総てのSP盤の提供や様々な情報提供をギ...

2020.12.10 01:08

巨匠マルセル・モイーズ大全集

ご存じの通り、現在世界最大級のモイーズの復刻CDだ。LP時代に最初は分売で発売され、後にボックス入りでセット販売されたものがCD化された。大手のレーベルではこれほど広範囲なレーベルを網羅することは著作権上難しい面があるらしくmuramatsuならではの企画と言えよう。(例えばEMIなどの場合、Columbia、Odeon、Gramopho...

2020.10.22 00:04

オークラウロ

 オークラウロという楽器をご存じですか? これは、簡単に説明すると【ベーム式フルートの本体、足部管に尺八の歌口を持った頭部管をセットした楽器】です。こう言ってしまうと、なんだかゲテモノっぽいですが、これでも、かの大倉男爵、大倉喜七郎が考案しオークラウロ協会なる団体まで組織していたのですから驚きます。

2020.10.01 07:07

モイーズ夫人、セリーヌ

 写真はマルセル・モイーズの夫人セリーヌ(1885~1971)の晩年。視線の先には穏やかな笑顔のマルセルが写っていた。

2020.09.21 11:26

モイーズ全盛期の動画

 マルセル・モイーズの全盛時代の演奏の様子が写っているフィルムが存在する。

2020.08.03 14:12

深尾須磨子とモイーズの出会い

 写真は右:深尾須磨子(もちろんフルートを吹いている方が深尾女史)と左:深尾の友人でハープを弾く荻野綾子(声楽家)。 深尾須磨子は戦前に3回の渡欧を果たしている。 第1回は大正14年(1925)~昭和3年(1928) 第2回は昭和5年(1930)~昭和7年(1932) 第3回は昭和14年(1939)~昭和15年(1940)である。深尾がモ...

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